「なんでこんな奴が上司なの!?」
と思う毎日にうんざりしている皆さん。今日もお疲れ様でございます。
家に帰っても、土日の休みも、とにかく上司のむかつく言動を思い出してしまう。
そんな日々を過ごしていませんか?
会社でのストレスは人生のストレス
部下は上司を選べません。ハズレの上司にあたって、暗い毎日を送るのはなかなか辛いものです。
仕事は人生の全てでは無いにしろ、1日のうち7〜8時間以上を過ごす場所です。職場の環境が悪いと、必然的に生活全体に影響が及びます。
実際にそのようなストレスが心身に現れている人も多いのでは無いでしょうか?
良い上司に恵まれている同僚や、ストレス無く毎日を過ごしている知り合いと自分を比べて、「なぜ私だけがこんな目に合わないといけないの?」と思ってしまう。
ヤバい上司は天変地異のように突然現れます
僕もかつては問題上司に悩まされたサラリーマンの一人です。
就職してからしばらくは職場環境に恵まれていて快調にやっていたのですが、ある時から立て続けにムカつく上司が登場し、僕の人生を破壊していきました。
その当時の会社は既に退職しましたが、今思い返しても嫌な気持ちになります・・
自分のキャリアを見据えての比較的前向きな転職ではあったのですが、嫌いな上司から逃れたいという気持ちもかなり強かったことは否めません。
むかつく上司の対処法はある。トラウマを抱える前にまずは動き出そう
世の中には色々な人がいます。当たり前ですが。
だから気の合わない人、嫌いだと思う人がいて当然で、そうでなければおかしいです。
「そういうものだ」という声は無視すべきです
むかつく上司からの言葉の暴力に耐え続けるのは、決して良くない事です。
「それが社会というものだ」などと言う頭のカタい人はこの際無視して下さい。
自分にマッチする環境で働いて、きっちりと成果を出して給料を得る。それが当たり前であることをまずは認識しましょう。
ただ耐える日々を抜け出して状況にしっかり対処しながら、自分の人生を取り戻していきましょう。
必ず解決できる
まず強く認識してほしいのですが、この状況がずっと続くわけでは無いということ。
大きな会社であれば配置換えや異動は定期的に訪れるので、嫌な上司との付き合いもせいぜい3年か長くて5年といったところでしょうか。
きついことでも、終わりの目処が立っているとそこまで追い込まれないですよね。
決して短い期間ではありませんが、いつかは終わるという意識が強まるだけでグッと気持ちが楽になります。
体育会系的な風潮は減ってきている
また、昨今日本では労働問題がかなり改善してきているという現状があります。
一昔前のような体育会系のパワハラ上司は駄目だという認識が一般化しており、労働が神聖化されるような傾向も無くなってきている。
これはつまり、あなたの気持ちを理解してくれる人が多くいるということ。
探してみると、相談できる窓口は結構多い
具体的には、パワハラ問題や職場でのトラブルを相談できる窓口というのは調べてみるとかなり多いのです。
今はまだそこまでの悩みには発展していないのかもしれませんが、家族や友人に話しにくいことを相談できる窓口があると知っておくと、追い詰められた気持ちから解放されてきます。
あなたは何も間違っていない
そして基本的にこう考えて下さい。
ダメな上司はダメである。あなたが正しい。
それを強く認識して下さい。
上司とうまくやろうなんて考えてはいけない
真面目に仕事をやってきた人ほど、上司とうまくやろうと考えます。
どうしても反りが合わない時、ムカついて仕方がない時、自分に非があるのではないかと考えてしまう。
でも会社の人たちとしっかり付き合っていくことって、そんなに大事なのでしょうか?
人間性の多様化が進んでいる = みんなとうまく付き合うのは限界がある
繰り返しになりますが、現代はあらゆることが多様化して人の個性もバラバラです。
例えば1990年代には、カラオケに行けば皆が同じ曲で盛り上がることが出来ましたが、今はそれは無理です。
インターネットによって人々の趣味や傾向が多様化していて、価値観の共有ができにくくなっています。
だからどうしても上手く付き合えない人、むかついて仕方ない人はいて当然です。あなたが何か間違っているわけでは無い。
会社云々以前に、これを貫くのがよい人生の為に重要です。
極端な事をイメージしよう。例えば明日から会社に行かないとか
最後に極端なことを言ってしまえば、明日から会社に行かなければ問題は一発解決です。
もちろんそんな事は簡単に出来ないでしょう。
でもあなたが会社に行くということは誰からも強制されているものでは無いはずです。
家族のためにお金を稼がなければならないのだとしても、原理的に日本では仕事を選びさえしなければ食いっぱぐれる事は無い。
ある日突然会社を辞めるというのはあまりに高リスクではありますが、それも選択肢にあるのだという事を意識するだけでも視野が開けてきます。
状況を改善するにはそれなりの体力が必要
もちろん、自ら動き出さなければ状況は変化しません。
上に書いたような事はとりあえずのメンタルコントロールであって、根本解決には結びつきません。
状況を変えるために、ある程度の努力と運は必要
むかつく上司の悩みから解放されるための具体的な方法はいくつかしかありません。
そしてそれらは決して簡単な作業ではありません。
会社とは人間関係の場所であり、人間関係とは難しいものです。人のめぐり合わせはある程度運に左右されてしまいます。
逆に、良かった出会いを思い返してみよう
よく考えてみてほしいのですが、あなたにはこれまでの人生の中で素晴らしい出会いが幾つかあったはずです。それはとても幸運なことでしょう。
その逆として、ハズレくじを引くこともあるという事です。
ハズレくじを精算するにはそれなりの代償を払うしかありません。 それは予め承知しておきましょう。
上司にむかつくパターンの分析
むかつく上司といってもいろいろいます。と同時に、いくつかのパターンに分類可能です。
自分を悩ませている上司がどんなタイプなのかを分析することで、対処法はおのずと決まってきます。
①当てこすり系
僕はこれが一番トラウマです。本当に最悪な奴でした。
当てこすりというのはつまり、遠回しにこちらの人格を攻撃してくるということです。
こちらに非があるのならそれを端的に言ってくれたら良いのですが、そうしないでネチネチとした言い回しをしてくる。
仕事の内容を超えた人格攻撃。それアウトだよ!
しかも仕事の内容ではなく、だんだんと人間性に対する非難にすり替わっている。
ああ、これを書きながら思い出すだけで気分が悪い!
少しだけ偏見を許してもらえれば、こういう人は女性に多いです(女性の皆さんごめんなさい、でも僕の経験上はそうなのです)。
あなたが男性で上司が女性である場合、少なからずこういった対応をされたことがあるのではないでしょうか。
男性と女性が一緒に働くことの難しさ
だからこれは、当人の性格が悪いというよりはジェンダーと社会的地位のねじれのような所から生じている問題なのかも知れないと思ったりもします。
僕は女性はマネジメントに向かないと言いたいのではありません。
女性の社会的地位が上昇することはとても重要で、今後も国家レベルで女性の活躍が欠かせない。
ですが、社会が変化するということはある部分に何かの歪みや問題を引き起こします。
このあたりをどうにかしないといけないタイミングになりつつあるんじゃないかと思うわけですね。
まあとにかく男性でも女性でも当てこすり系はいます。あなたの上司は当てはまりませんか?
②マウンティング系
これも①に負けず劣らずヤバいです。
自分自身の立場や正しさを振りかざして、全面的にこちらを否定して勝ち誇る。それがマウンティングです。
こちらの非を見つけたらとことんまで追い込んでくるヤバい奴ら
「自分が正しい + 相手が間違っている」という状況を鬼の首を取ったように面白がり、その立場を最大限に行使してくるわけです。
これをやってくる奴は大抵仕事が出来ません。というか自分は仕事が出来ないというコンプレックスを無意識レベルで抱えている人が多いです。
マウンティングはそれが爆発するときに生じる現象なのでは無いかと思います。
通常時は悪い人ではない
さらに言えば、コンプレックスがあるがゆえに普段はわりと優しいです。
「もう上がる時間だよ?」 「お菓子あげるよ!」 などのような、業務と直接関係のない部分ではいろいろ気を遣ってくれる。
もしかしたらブチギレた時のことを悪いと思っていて、それをリカバーしようとしているのかもしれません。
僕はそんなのは全く効かなくて、一貫して軽蔑していましたけどね。
③単に人として合わない
「この人なんとなく無理・・」という事は日常生活で頻繁に起こります。
ですがそれが上司になると大きな悲劇となってしまいます。
いわゆる「生理的に無理」なパターン
もちろん会社で働くのですから、多少人間的に合わない所があっても譲歩していかなければやっていけません。 でもそれだって限度があります。
わかりやすい嫌がらせやパワハラが無いのだとしても、生理的に無理すぎる場合にはストレスが募ってしまいます。
クセが強すぎる人は、やっぱり苦手
これはあまりにもケースバイケースなので分析は難しいのですが、趣味やこだわりが強い人、それからナルシスト気味な上司だということが多い気がします。
悪い人では無いけれど、どうも受け入れがたい。付き合っているだけでストレスになる。
申し訳ないけれど、やっぱりこういう人の下で働いていてもメリットは少ないと言わざるを得ません。
嫌いな上司を拒絶するのはダメなことなのか
人間関係ってそんなに大事ですか?
日本人は空気を読む。まわりの目を気にする。 よく言われていることですが、本当にそうです。
別にそれは必ずしも悪いことではありません。
でも、空気を大事にしすぎる価値観に知らぬ間にとらわれて、本質を見失ってしまうことは良くないです。
「本当に大切な人」だけを中心に考えよう
あなたにとって本当に大切な人はかなり限られているはずです。具体的には家族や恋人、数人の親友といったところでしょう。
たまたま会社で上の立場について、それ以外には何の接点も無く学ぶものも何もない上司など、本来は全く気にする必要がありません。
周りの目が思考も行動も狭める
それでも悩んでしまうのは、「波風を立てたくない」という気持ちが先立ってしまうためでしょう。
とにかく周りから変な目で見られず、つつがなくやっていきたい。そういう気持ちが視界を狭めています。
やっぱり環境を変えるのが手っ取り早い
あなたは上司にむかついている。つまり上司は人として、マネージャーとして問題がある。
これは別の角度から言うと、あなたもそういう人間になってしまう可能性が高いということです。
上司がヤバいなら、あなたもそのうちヤバくなる
人はその場の環境によって形作られます。
その会社にはその会社なりの人が残っていくものです。つまり無理に今の職場で頑張ろうとすると、必然的に会社に適合した人物になっていきます。
あなたも上司だってそのようにして育てられてきたはずです。 だから長い目で見ると、これは「あなたはその上司みたいになりたいですか?」という問題になってくる。
ヤバくなりたくないなら、環境を変えるしかない
答えは当然NOですよね。
であれば、転職活動するしかないと思います。
これはなかなか大変な選択肢です。上司のパワハラに耐えるのもキツイですが、転職もそれなりの体力を要します。
しかも「あのカス上司のせいで会社を辞めるなんて・・」という屈辱感もつきまとうでしょう。
他の会社や業界を調べることは楽しい
でもこの際、この状況をチャンスと捉えて楽しんで見るのはどうでしょうか。
というのも、転職活動はそれ自体が気晴らしになります。
色々な会社を見て回って、結局現職を辞めずに頑張ってみようという気持ちになったら、それはそれで良いでしょう。
悩んでいる = 視野が狭まっている
とにかく今のあなたのように悩んでいる状態では、目の前の物事を相対化して見る必要があります。
つまり、視野を広げて様々な情報を得て、自分が置かれている状況を今一度見つめ直してみるということです。
そのような時期は人生の中で大変貴重です。
例えて言うなら、海外旅行をしてみると逆に日本のことがよく分かるというケースに近いですね。嫌な上司をきっかけに転職活動をする。
良い会社に巡り合えたらそこに入る。特に良い所がなくても、転職活動それ自体があなた自身の糧になっていく。
最も有効かつ正当な仕返し
成功こそが最大の復讐
フランク・シナトラという、20世紀のアメリカを代表する歌手がいました。彼の有名な名言にこんなものがあります。
The best revenge is massive success. (大きな成功が最大の復讐である)
上司のお茶にツバを入れて出してやるとか、車のミラーをぶっ壊してやるとか、そんな仕返しも僕は否定しません。(いや嘘です。絶対だめですよ!まあでも想像するだけで爽快ではありますね。)
復讐心や憎しみは大きなパワーになる
でもあなたが本当になすべきなのはそのような小さなイタズラみたいな仕返しでしょうか?
嫌いな奴の鼻を明かすには、その相手以上の実績を示すしかありません。
もし今の会社であなたの力が十分に発揮できないと考えるなら、心機一転で職場を変えてみて、そこで大きな成果を上げることだけを考えるべきです。
それこそが最大の仕返し、最大の復讐だと思いませんか?
学生バイトで月60万稼いだ人の話
僕の昔の知り合いで、テレアポ = 電話営業のアルバイトをしていた男がいました。
最初のバイト先ではそれなりの実績を残していたものの、歩合のインセンティブが低く収入は普通レベル。
また成績は優秀なのに遅刻が多く、それを原因に散々怒られていたそうです。
納得行かない叱責に耐えかねて別の職場へ
彼はある日「お前みたいな奴は将来どこに行っても成功できない」と上司に言われます。
それをきっかけにブチ切れながら最初のバイトを退職。 そして別のテレアポ会社に入ります。
そこはインセンティブの率が高く、やればやるほど稼げる会社でした。彼はそこで大成功を収めます。週3〜4回程度の出勤ながら契約を取りまくり、多い時には月に60万円以上を稼いでいました。
理不尽な職場から抜け出し、自分にフィットした環境の中で活躍する
これは少し極端な例かもしれませんが、まさに「成功によって復讐を果たした」良い例でしょう。
自分に合った環境に身を置くことで一気に力を発揮する人は多くいます。それなのに今の組織にこだわって身動きを取らずにいるのはもったいないことです。
やりたい仕事をやる。それだけでも仕返しになる
上記の例のように、経済的な指標だけで成功は図れません。
人間関係が良い職場で毎日いきいきと働いたり、自分が心から楽しいと思える仕事に打ち込むだけでも、それは十分な仕返しになり得ます。
基本的に、性格が悪くなる原因というのは抑圧されて生きている事にあります。つまりやりたくないことをやっているから最低な上司になってしまうわけです。
彼らのようになりたくないと強く思うのであれば、時には収入や肩書を無視してでも、やりたい仕事に就いてそこで力を発揮することが大切です。
転職を成功させるためには
上司や職場環境などを理由に転職をするというのは、見方によっては少しネガティブに捉えられがちです。
しかし、それは今の時点でそう見えているだけです。
あなた自身のキャリア全体を振り返ってみることで、転職のための前向きな動機を改めて見つけ出すことが出来ます。それが転職の成功率を高めるポイントとなるはずです。
客観的は視点が重要
そして、客観的にあなたのキャリアや人間性を図ってくれるのが転職エージェントです。
親や友人に相談しながら転職を進めようとしている人も多いでしょう。それはそれで良いかもしれませんが、エージェントの登録は必ずしておいて下さい。
転職エージェントは無料。彼らの持っている情報を活用しない手は無い
転職エージェントを付けるといっても、基本的にお金は一切かかりません。
採用する企業側が、良い人材を探すために転職エージェントサービスと契約してお金を払っているからです。
エージェントを利用するメリットは非常に大きい。なぜなら転職市場や各業界についての情報量が圧倒的です。
僕もこれまで2度、エージェントを介して転職を行いました。
僕はWebデザイナー・Webエンジニアという比較的専門性の高い分野で求人を探していたのですが、やはりエージェントの持っているノウハウや情報は非常に有益で、表面的な求人情報だけでは絶対にわからないことを沢山教えてもらうことが出来ました。
結果として自分が磨いてきたスキルを活かしつつ、転職の度に年収も増加させる事に成功しています。
とりあえず登録しておくべき転職エージェント
繰り返しますが、むかつく上司から逃れ、さらに奴に目にもの言わせてやるためにはそれなりの根気が必要です。
ただ逆に言えば、この少しの踏ん張りどころで上手くやれば現状を突破できるわけです。
活用すべきおすすめの転職エージェントはこちら。転職活動はスピード命。すぐに登録することをおすすめします。
リクルートエージェント
→転職を検討しているなら登録必須。企業からの信頼度も抜群で、誰もが知る有名企業とのつながりも強固です。非常に優秀なアドバイザーが多く、彼らと話すだけでも色々刺激を受けることが多いです。
マイナビエージェント
→20代〜30代や第二新卒など、若い求職者の支持を得ているのがマイナビエージェント。今のうちに勝ち組大企業に入ることで今後数十年の人生が左右されると考えたら、登録しない手はありません。
転職ならパソナキャリア
→ITやメーカー系に強いのが特徴。現在そういった業界にいる方ならまずはこちらのエージェントと会ってみることがキャリアアップをしていく上で必須でしょう。
まとめ
- むかつく上司の問題は必ず解決できる、という事を強く認識する
- 同時に状況をすぐに改善するためにはそれなりの気合が求められる
- 上司のどの辺りが嫌なのかを分析する
- 転職して成功を収めることが最大の仕返しになる
以上が大まかなまとめとなります。
職場の人間関係というのは、多かれ少なかれほとんど全ての人が悩んでいる事です。
とはいえ、むかつく上司のせいで休日もイライラしっぱなしというのは、やっぱりどうにかしたいものです。
抱え込まず、まず動き出すことで明るい人生を取り返しましょう。
関連記事
「仕事を辞めたい・・」と思った時の本 おすすめ10冊 - digihows
働きながらアフィリエイトで稼ぐには? 月5万達成する方法と心構え - digihows
無駄な仕事に耐えることがサラリーマンの本質だと気づいた - digihows