もくじ
ジャニーズの曲をランキング!名曲や思い出に残る歌を一気に振り返る
大好きな歌ばかり!アイドル好きに限らず音楽ファンもジャニーズを今一度おさらいしてみよう
膨大に存在し、なおかつ今も増え続けているジャニーズの曲。こちらでは個人的に好きな100曲を選んで、むりやりランキングにしてみました。一覧で紹介しているので、カラオケで歌う曲を探すのにも良いかも。ベスト100ランキングではありますが、100位〜20位あたりは全部同じくらい好きです。
70年代くらいまでさかのぼって、自分が「ジャニーズ」として認識しているグループやアイドルを全て振り返ってまとめました。若い音楽ファン、ジャニーズ好きにとっても、きっと何か発見のあるランキングなのではないかと思いますので、是非是非最後までご覧下さい!
(いいからベスト10だけ見せろ!という人はこちらからどうぞ)
ジャニーズの曲 個人的ランキング100!一覧でお楽しみ下さい
100位→91位
100 : スシ食いねェ! - シブがき隊
99 : ミソスープ - テゴマス
98 : 大阪レイニーブルース - 関ジャニ∞
97 : てぃーてぃーてぃーてれっててれてぃてぃてぃ - 舞祭組
96 : ふられてBANZAI - 近藤真彦
95 : がんばりましょう - SMAP
94 : ケジメなさい - 近藤真彦
93 : アオゾラペダル - 嵐
92 : ORIGINAL COLOR - 堂本剛
91 : NINJIN娘 - 田原俊彦
→ 必然的にノベルティソング系が集まってしまった。凄く好きな曲ばかりなんだけど、下位に置いても悪い気がしないようなものが多い。「スシ食いねえ」なんかは本当に画期的だったんじゃないかと思う。これが無ければ舞祭組みたいな路線もなかったんじゃないか。あと堂本剛「ORIGINAL COLOR」は普通に好きでかなり聴いた。その後の剛の活動を考えると、実は彼なりに悩みながらソロ活動をしていたはずで、そういう事を考えると余計に心に響く。
ENDRECHERI TSUYOSHI DOMOTO LIVE 2019 通常盤 [Blu-ray]
90位→81位
90 : ありがとうのうた - V6
89 : ハッとしてGood - 田原俊彦
88 : AMBITIOUS JAPAN! - TOKIO
87 : ラブ・シュプール - 田原俊彦
86 : 愚か者 - 近藤真彦
85 : Venus - タッキー&翼
84 : ズッコケ男道 - 関ジャニ∞
83 : 花唄 - TOKIO
82 : うわさのキッス - TOKIO
81 : キ・ス・ウ・マ・イ 〜KISS YOUR MIND〜 - Kis-My-Ft2
→ 「ありがとうのうた」はミディアムテンポの心温まる曲で、V6らしさがよく現れている名曲だ。トシちゃんの「ラブ・シュプール」も隠れた名曲で、ストリングスが非常に気持ちいい胸がときめくディスコナンバー。「Venus」はジャニーズにビジュアル系/ホスト系の路線を見いだした曲。SMAPや嵐がドレスダウンした男性アイドル像を完璧に構築した一方で、タッキー翼なんかがこういう伝統的なアイドル像をしっかり支えていたのではないかと思う。
80位→71位
80 : 100%…SOかもね! - シブがき隊
79 : 山下智久 - 抱いてセニョリータ
78 : しようよ - SMAP
77 : 雨傘 - TOKIO
76 : キング オブ 男! - 関ジャニ∞
75 : KANSHAして - SMAP
74 : ファンタスティポ - トラジ・ハイジ
73 : 希望〜Yell〜 - NEWS
72 : 世界にひとつだけの花 - SMAP
71 : やめないで、PURE - Kinki Kids
→「雨傘」は非常にカッコいい。椎名林檎の何も考えてなさが、TOKIOというガシッとした基盤の上でセクシーかつ強固に組み立てられて結果的に他にはないような曲になっていた。「しようよ」はイントロからしてお洒落。AOR期のSMAPを代表する曲のひとつで、今聴いてもかなりウェルメイドな良曲。
70位→61位
70 : 俺たちに明日はある - SMAP
69 : MADE IN JAPAN - V6
68 : NAI・NAI 16 - シブがき隊
67 : 情熱 熱風 せれなーで - 近藤真彦
66 : Mr.Traveling Man - TOKIO
65 : ハートを磨くっきゃない - TOKIO
64 : Peace! - SMAP
63 : 山下智久 - サマーヌード
62 : 仮面舞踏会 - 少年隊
61 : 関風ファイティング - 関ジャニ∞
「飛べイサミ!」の主題歌として強烈に記憶に残っている「ハートを磨くっきない」。サビの「みーがくっきゃない!」の所が気持ち良くて何回も聴きたくなる。こういうキャッチーさはアニソンとして非常に重要な要素ですね。山ピーのサマーヌードは想像していたよりかなり良かった。独特のセクシーな声で、オリジナルとは別の良さを引き出していたんではないだろうか。ちょっと関係ないが、「Peace」はとんねるずのノリさんのコントで死ぬ程笑った。
SUMMER NUDE ディレクターズカット版 Blu-ray BOX
60位→51位
60 : Summer Time - NEWS
59 : 君色思い - SMAP
58 : 男の子女の子 - 郷ひろみ
57 : バラードのように眠れ - 少年隊
56 : 君だけに - 少年隊
55 : 青の時代 - Kinki Kids
54 : 硝子の少年 - Kinki Kids
53 : 無責任ヒーロー - 関ジャニ∞
52 : The Rainbow Star - E☆E(堂本剛)
51 : Everybody Go - Kis-My-Ft2
→「バラードのように眠れ」はジャニーズのディスコ曲の中でもかなり好きだ。サビ前の抜きの展開とかかなりカッコいい。イントロのギターのアレンジもかなりセンスが良くて、少年隊がこれをバックにアクロバットをしている所なんかは永遠に見られるくらい良い。「青の時代」はKinkiがCDデビューするまえにやっていた同名のドラマの主題歌で、聴くと自動的にドラマの事を思い出す。最終回は普通に感動してしまった。大谷能生をして「現代のサン・ラ」と言わしめる堂本剛の曲の中でも「The Rainbow Star」は相当際立った曲だ。彼にしか出来ない事なので、どんどん突き詰めてほしい。
50位→41位
50 : ジェットコースター・ロマンス - Kinki Kids
49 : 明日へのYELL - Hey! Say! JUMP
48 : NEWSニッポン - NEWS
47 : 言葉より大切なもの - 嵐
46 : チェリッシュ - NEWS
45 : シンデレラ・クリスマス - Kinki Kids
44 : Ultra Music Power - Hey! Say! JUMP
43 : LOVE YOU ONLY - TOKIO
42 : 愛なんだ - V6
41 : We can make it ! - 嵐
→僕は「FNS歌謡祭」好きでここ4年くらいはすべて録画し、それぞれを何度も見ているくらい好きだ。たくさんあるコラボの中で特に印象に残っているもののひとつにV6と玉置浩二の「愛なんだ」がある。玉置のやりたい放題ぶりを優しく受け止め、かつとても楽しそうにしている感じが本当に良い。「NEWSニッポン」はバラード部分のメロディーが切なくて心にしみる。「言葉より大切なもの」はジャニーズに限らずカラオケで盛り上がる曲の定番になっている。櫻井ラップもめちゃカッコいいし、ここは絶対歌いたい。
40位→31位
40 : Bang! Bang! バカンス - SMAP
39 : よろしく哀愁 - 郷ひろみ
38 : 恋=Do ! - 田原俊彦
37 : Anniversary - Kinki Kids
36 : Dear Woman - SMAP
35 : 全部だきしめて - Kinki Kids
34 : Step and Go - 嵐
33 : 朝日を見にいこうよ - SMAP
32 : Real Face - KAT-TUN
31 : A・RA・SHI - 嵐
→「Dear Woman」はハウス期に軽く回帰したかのような曲で、その時期のSMAPが好きな僕にとっては初めて聴いたときとても嬉しくなった。嵐のデビュー曲「A・RA・SHI」は、「アイドルのデビュー曲」の中でも相当素晴らしいのではないだろうか。その後の嵐の成長やアイドルとしてのあり方を全て暗示しているような完璧なデビュー曲。「恋=Do !」はこれのために改めて聞き返してみて、やっぱりいいなと思った。最近の「ガキの使い」とかのトシちゃんしか知らない人は、是非昔の曲を聴いてみてほしい。
This is 嵐 LIVE 2020.12.31 (初回生産限定盤) (Blu-ray)
30位→21位
30 : weeeek - NEWS
29 : 羽田空港の奇跡 - TOKIO
28 : ミッドナイト・シャッフル - 近藤真彦
27 : Happiness - 嵐
26 : ハイティーン・ブギ - 近藤真彦
25 : SHE! HER! HER! - Kis-My-Ft2
24 : オリジナルスマイル - SMAP
23 : FLY - SMAP
22 : Love so sweet - 嵐
21 : ギンギラギンにさりげなく - 近藤真彦
→「Love so Sweet」は胸がときめく誰もが好きな名曲。サビの入りの所で一気の感情を揺さぶられてもっていかれる。アレンジやコード進行も特別なことは何もしていないのでは無いかと思うが、歌い手の個性や歌詞、タイアップのイメージなどがマッチした事によって嵐を代表するような曲になっている。「羽田空港の奇跡」は普通にめっちゃかっこいいのですぐに聴いて欲しい。「ミッドナイトシャッフル」は堂本光一が出ていたドラマの主題歌で、それこそ「ギラギラ」としたマッチの魅力が再び再確認出来る名曲。
20位→11位
20 : ZOKKON 命 - シブがき隊
19 : Sexy Zone - Sexy Zone
18 : One Love - 嵐
17 : a Day in Our Life - 嵐
16 : Believe - 嵐
15 : Keep the Faith - KAT-TUN
14 : 夢物語 - タッキー&翼
13 : 山下智久 - 愛、テキサス
12 : ダイナマイト - SMAP
11 : SHAKE - SMAP
→「SHAKE」と「ダイナマイト」が当時の事件や世相を反映しているという大谷能生氏の見解は非常に感銘を受けた。これを踏まえてこれらの曲を聴くと全く聞こえ方が違ってくる。大げさかもしれないけど「大衆音楽の可能性」っていうのはこういった所にあるんじゃないかとも思ったほど。「愛、テキサス」はちょっとずるい。こんなのは良いに決まっている。「Sexy Zone」は歌詞が奇抜でおもしろいのと、ドラマティックなメロディの展開にはまった。「馬飼野康二印」がばっちり決まった、ジャニーズらしい名チューン。嵐の3曲は個人的な思い入れが強くてどれも最高。
Sexy Zone POP×STEP!? TOUR 2020 (初回限定盤)[Blu-Ray]
ジャニーズの曲ランキング、ここからベスト10!
10位 : ひとりぼっちの歯ブラシ - 桜庭裕一郎
長瀬がドラマのキャラとして歌ったバラードチューン。正直これにかんしてはジャニーズどうこうとは関係なく、曲としてかなり好きなので入れざるを得なかったような感じ。つんくが男性に提供した曲の中ではダントツで一番良いと思う。ちなみにつんくのセルフカバーバージョンやそのライブ映像なんかもあって、これがまた素晴らしいのだ。 つんくが声を失ってしまったと聞き、真っ先に思い浮かんだのはシャ乱Qでもモー娘。でも無くこの曲だった。今は色々大変なのかもしれないが、男性歌手をプロデュースする機会があればまたこのような素晴らしい曲が聴ける事を楽しみにしている。
9 : WAになっておどろう - V6
V6のグループとしての存在感はちょっと異質で、全員が「ちょっと面白い部活の先輩」みたいな雰囲気がある。もしもSMAPや嵐が「輪になって踊ろう」とかって歌って来るとちょっと押し付けがましい感じがしてきてしまうかもしれないが、V6の場合こういう歌をとても軽く、それでいて爽やかに、こちらをリードしてくれるかの様に歌い上げてくれる。
8 : 湾岸スキーヤー - 少年隊
長野オリンピックの時期にすごいかかっていて、小学生の時によく聴いたんだが、当時は「なんだか耳には残るけど変な曲だなあ」などと思っていた。それから色々な音楽を聴いて色々な本を読んで大人になった今この曲を聴いてみると、当時とは全く違う受け止め方が出来る事に気づく。あまり言及されない作詞家としての秋元康の才覚が最も感じられる歌詞、山下達郎による美しいコーラスアレンジとディスコを意識した流れるようなメロディ。少年隊独特のアイドル性とウェルメイドな音楽性が高いレベルで結実した名曲だ。
7 : スニーカーぶる〜す - 近藤真彦
マッチの記念すべきデビューシングル。マッチは最近よくテレビでも当時の曲を歌っているのをみるが、1980年のアイドルソングを今も違和感無く歌っているというのが何とも痛快じゃないか。
6 : 宙船 - TOKIO
日本のテレビドラマ史に残る傑作、「マイボス マイヒーロー」の主題歌。中島みゆきに対してこんな安い褒め言葉はむしろ失礼だが、本当にこの歌詞は良い。僕たちはみなこの巨大なシステム = 船の一員だ。オールを漕ぐも漕がないも自由。漕いだ所で望む場所へ行けるかどうかはわからないが、それでも、自分で漕いで行かなければならない。抽象的でありながら聴く人一人一人に応じて多様な解釈が可能で、言っている事が本当に深い。
5 : 夏の王様 - Kinki Kids
ジャニーズで夏の歌は色々あるけど、個人的にはやっぱりこれ。Kinkiの中でも一番好き。サビのぐいぐい来る感じが「夏だ!外に出てはじけなきゃ!」みたいなオブセッションを煽ってくる。
4 : 抱きしめてTONIGHT - 田原俊彦
僕の中では筒美京平作品の中でも5本の指に入るくらいの曲。まずはイントロのパワーが凄い。この80'sディスコ風のブラスシンセとオクターブベースを聴くと、強制的にこの曲の世界に引き込まれてしまう。あとは「ああもっともっと素直になれ」の浮遊するような転調の展開は非常に中毒性が高い。
3 : Monster - 嵐
一聴して感動した大好きな曲。ラップを取り入れた事を除けばそれまで嵐にはSMAPほど音楽的なチャレンジが感じられなかったが、この「Monster」は個人的にジャニーズの歴史に残る大傑作だと思う。メロディ、アレンジ、歌詞、振り付けなどこの曲の全ての要素に強い意欲と「良い曲を作ろう」という意志が感じられ、それらが完全にひとつのものとして機能している。1曲の中で独立し完結した物語を読み取る事ができるような、最近のJ-POPでは珍しい「歌」でもある。
2 : 青春アミーゴ - 修二と彰
CDが売れない時代になって久しい。全体として売れているのかもしれないが、曲を聞く目的で買っているのではなかったり、個々人の趣向性が多様化して誰もが共通して聴くようなヒット曲が生まれづらくなっていたりと、現状はもう少し複雑だ。このような時代にさしかかる前の最後の1曲を挙げるのだとしたら、僕はやっぱり「青春アミーゴ」だ。当時の10代、20代であれば恐らく口ずさめ無い人はほとんどいなかっただろうし、実際に165万枚というビッグヒットを記録している(握手券は当然付いていない)。最近は若い女性アイドルの中でもアイドルオタクを公言しているような人が多く、アイドルの相対化はとどまることを知らない。そういった流れの端緒になったという意味でも、この曲の持つ意味は非常に大きいと思う。
1 : 夜空ノムコウ - SMAP
スガシカオはSMAPの曲の歌詞をオファーされたものの、いつまでたっても良いアイディアが思い浮かばず、気がつけばとうとう締め切りの前の日の夜になってしまった。そこで半ばやけくそで、そのままの気持ちを反映したのがこの「夜空ノムコウ」だ。その心は、「夜空のムコウには締め切りが待っている」である。
「追い込まれた人は凄い力を発揮する」とか「リアルな気持ちこそが人の心を動かす」とか、いくらでもそれっぽい教訓を引き出せそうなエピソードではあるが、とにかく重要な事はこの「夜空ノムコウ」という曲がそういう経緯の後1998年に発表されて大ヒットし、(おそらく)SMAPのディスコグラフィーの中で最も多くの人の心に残っているということである。
前年に山一証券と北海道拓殖銀行が破綻した98年は、バブルのツケがいよいよあらわになり始めるその賭場口である。そして今。SMAP自体にも色々な事があり、「笑っていいとも!」は終了し、木村拓哉はドラマで父親役を演じている。「社会を変える」と大学のセンセイがこぞって期待したインターネットは、報われない輩の吹きだまりになった。
僕が一番驚くのは、それでもこの「夜空ノムコウ」が、初めて聴いたときと1ミクロンたりとも変わらない角度で僕の心に突き刺さってくるということだ。菊地成孔は大衆音楽の本質として「新たに見いだされるというよりは、既にそこに存在している」ものだと言った。僕にとっての「夜空ノムコウ」はまさにそういう曲だ。
僕たちはきっと永遠に明日を待っている。祈っている。恐れている。どれほどの名誉や金銭、社会的立場を獲得しようとも、明日なにがやってくるかは誰にも分からない。そういう物理的な法則が破られない限り、この曲は僕たちの心の中にあり続けるのだと思う。