もくじ
格安スマホ×格安SIM生活のリアルな記録。節約するなら今すぐ導入するべきだよ!
「格安スマホや格安SIM、MVNOに興味があるけど実際どうなの?」
「スマホ代・通信費が家計を圧迫してる・・」
「無駄な出費を抑えて他の事にお金を使いたい!」
なんて事を思っている方に是非読んで欲しい記事です。
2年間3ヶ月、格安スマホを使い倒した
この記事では約2年間格安スマホ×格安SIMを使ってきた僕なりの感想や、具体的な節約金額、その他様々なポイントや注意点をまとめています。
知りたいのは「使用した人のリアルな感想」
格安SIMを紹介するネット情報はたくさんありますが、実際に長期間使った記録を紹介している記事は決して多くありません。
僕も購入前にはそこがとても気になっていました。
そんな「実際に使った人の感想を知りたい」と思っている人のために、この記事を書きました。
これから格安スマホの導入を検討している方にとっては、気になることがかなり網羅的に載っていると思います。
どのくらい得したのか?計算してみたよ!
2年間で13万円浮いた!!
ざっくりの計算ですが、「格安スマホ+格安SIM」であれば、ふつうにiPhoneをドコモで使うのに比べて2年間で13万円お得になります。
1年で6万ちょい。
1ヶ月に5,000円以上。
こう考えるとかなりデカいですよね?
スマホはそんなに大切か?浮いた額を他の事と天秤にかけてみよう
もちろんiPhoneの方がスマホとして優れているのは間違いありませんが、そこにどこまで価値を見出すかは人それぞれのはず。
近場であれば海外旅行にも行ける金額が格安スマホにするだけでゲットできると考えて、どんなスマホを使うかよく考えてみると良いかもしれません。
計算の内訳
格安スマホ+格安SIM 2年間のコスト
僕が使っていたのは「Zenfone2」です。端末を買うのに24,500円ほどかかりました。
格安SIMはIIJmio。3GBのデータ通信のみのプランで月々975円(税込)。
さらに一応ドコモ本体の回線も確保しておこういう考えで、ガラケーを通話のみで持っていました。これが実質月2,200円前後。
計算するとこうなります。
格安スマホで2年間 → 24500 + (975 + 2200) × 24 = 100,700円
僕の場合は、格安スマホ + 格安SIMによる2年間の通信費は10万ちょっとでした。
iPhone7 + ドコモ 2年間のコスト
ドコモの料金シミュレーションによれば、たとえばiPhone7の32GBを平均的なプランで契約した場合、月々のケータイ代は9,828円。これを2年間使うとして、
iPhone + ドコモで2年間 → 9828 × 24 = 23,5872円
機能やサポート、データ容量等を比較して慎重に検討してみよう
上記の通り、格安スマホにするだけで13万円もお得になります。
もちろん安いのにはいくつかの理由があります。
詳しくは後に説明していますが、そのような情報を吟味した上で「自分にとっては格安スマホの方がお得だ!」と感じたのであれば、是非申し込んで見ると良いと思います。
確認 : 「格安スマホ」「格安SIM」とは
すごく簡単に言えば、「Docomo」「au」「SoftBank」での契約を通さず使うスマホやケータイの事です。
Docomoやauのような、街にショップがあるようなケータイ会社は「キャリア」と呼ばれます。
キャリアを使わずに個別の通信事業者と契約することによって、大幅にケータイ代を抑えられるのが格安スマホや格安SIMの「格安」のポイントなのです。
2013年ごろから使う人が増え始め、最近ではかなり一般化してきた
出典 : 国内MVNO市場規模の推移(2016年3月末) « ニュースリリース | 株式会社MM総研
スマートフォンが当たり前になった今、生活は便利になったもののそのためのコストも知らぬ間に上がっていますよね。
その対策として最も手っ取り早いのが「格安SIM(MVNO)」や「格安スマホ」の購入です。
2013〜2014年ごろから徐々に浸透してきて、最近ではテレビCMなどでも宣伝されておりかなり一般的になってきました。
少し詳しく「格安スマホ」と「格安SIM」について確認してみます。
格安スマホ
格安スマホの一般的な定義は、「SIMフリーで、価格が安いスマートフォン」です。
一般的には3万円以内。高くても5万円以内で購入可能なスマートフォン端末の事を指すことが多いようです。
SIMフリーかどうかを必ず確認
また、格安SIMを使って月々の通信費を抑える為には、SIMフリーのスマートフォンで無ければなりません。
SIMフリーかどうかは商品の説明に明記されているので、必ず確認してから購入しましょう。
もしSIMフリーかどうかが分からないのであれば、お店の人に問い合わせて確認してみることをオススメします。
SIMフリースマホは吟味して選ぼう!
後ほど詳しく説明しますが、僕が使っていたのは「Zenfone2」というアンドロイドスマホ。コスパは抜群に良くて、2年使った感想としては大満足です。
現在ではZenfoneシリーズは新機種が色々出ていますが、どれも機能が充実していておすすめです。
ZenfoneはASUSという台湾のメーカーが作っている機種。SIMフリースマホは、SONYやSHARPなど、聞き慣れた日本の会社だけでは様々な国のメーカーの選択肢があります。
「聞いたこと無いから怪しそう・・」と思うなかれ。
特にASUSやHUAWEIを始めとしたアジア系のメーカーは、コスパ的には群を抜く超高機能なスマホをたくさん発売しています。
せっかくSIMフリースマホを買うのであれば、色々と情報を集めて良い製品を購入するように心がけておくと良いと思いますよ。
主要な格安スマホの一覧はこちら!
↓ ↓ ↓
格安SIM
格安SIMとは簡単言えば、「ケータイ代を安く抑えられるSIMカード」の事です。
SIMカードとは、スマホでデータ通信や電話を行うためのパスポートのようなモノ。
格安SIMを使うためには
例えば現在あなたがドコモやソフトバンクと言ったキャリアで契約したスマホをそのまま使っているのであれば、それは格安SIMを使っていることにはなりません。
格安SIMを提供している通信事業者と契約して格安SIMをゲットし、それをあなたのAndroidスマホやiPhoneに差し込み、
一定の手続きをしさえすれば、晴れて格安SIM生活をスタートすることが出来ます。
格安SIMが使える通信事業者 = 「MVNO」
「なんで安くなるの?詐欺とかじゃないの?」と思う方もいるかもしれませんが、その心配は無用です。
格安SIMが使える通信事業会社をMVNOといいます。
MVNOは、ドコモやauが保有している通信設備の一部を借りて、利用者のデータ通信や電話の回線を確保しています。
一方で、大手キャリアの様に店舗の展開を行っておらず、手厚いサービスはありません。
「そのかわりに各種通信費を安くしてあげるよ」というのが、格安SIMが格安である理由なのです。
主要なMVNO
日本でシェアの高いMVNOとしては、IIJmio(みおふぉん)、mineo、LINEモバイル、楽天モバイル などが有名です。
印象として、価格や通信速度の点ではそこまで大きな差はありません。
ただそれぞれサービスの特色が異なるため、自分に一番合っていそうな事業者を見つけて、そちらで格安SIMを契約すると良いですね。
後ほど詳しく説明しますが、僕が使っていたのはIIJmioです。
老舗のインターネット会社という安心感に加えて、ビックカメラでの窓口対応が可能である点がポイントでした。
僕の格安スマホ = Zenfone2
Zenfoneは「コスパお化け」!
さてさて。
先述のとおり、僕が使っていた格安スマホはASUSの「Zenfone2」です。
2015年5月、2万4千円で購入しました。
現在発売されているiPhone7は一番安いやつでも7万円以上しますから、これはもうどう見ても「格安」ですよね。
iPhone6 plusと同じくらいの大きめサイズ。画面がでかくて使いやすいです。
裏側はプラスチック感丸出し笑。
安っぽさは否めませんが、僕としては全く気になりませんでした。
2年間使い倒してロゴも大分薄くなっちゃいました。味が出てます!
カメラも必要十分
カメラの性能は「可もなく不可もなく」といったところ。
ただiPhoneをはじめとしたハイエンド機と比べてもそこまで見劣りすることは無く、シチュエーション次第では「Zenfoneのほうが綺麗じゃね?」と感じる場合も結構あります。
シンガポールに行った時に撮った朝の風景。なかなか綺麗。
こちらは大阪道頓堀。赤色が鮮やか。
動作はさくさく。使用感良好
とにかく、2万円台とは思えないほど動作は軽快でした。
普段ネットニュースを見たり動画を見たりする分には全く不便はありません。
ただ僕はソシャゲ的な激しいゲーム系アプリをほとんどやらないので、そちらの検証は出来ていません。
2年2ヶ月くらいで急激に不具合が増える
ずっと快調に使ってきたのですが、購入から2年ちょっとを過ぎたくらいでいきなり不具合が増え始めました。
戻るボタンが勝手に動作したり、アプリの起動が遅れたり・・
アプリを消したり再起動を繰り返したりしてなんとか対処していたのですが、少し使用が厳しくなってきました。
ありがとうZenfone!お前はコスパ最強だ!
という訳でiPhone8発売のタイミングでZenfone君とはとりあえずお別れすることに。
最終的に不調になったとはいえ、2年以上素晴らしいパフォーマンスを発揮してくれました。
もちろんiPhoneやGalaxyのハイエンド機とは差がありますが、2万円台では十分過ぎるほどの機種だったことは間違いないと思います。
AndroidのSIMフリースマホをお考えなら、是非一度Zenfoneシリーズを検討してみることをおすすめしますよ。
Zenfoneシリーズはこちらから!
↓ ↓ ↓
SIMはIIJmio
よく分からなかったから何となく選んだ
IIJmioにした理由は特にありません笑。
イメージとしてIIJはインターネット黎明期から続いているちゃんとした会社だし、格安SIMのシェアも高いから安心できそう!みたいな具合でしたね。
あとはDocomoの回線を使っていて、電波の安定性も見込めるという所が大きかったです。
電話サポートはしっかり丁寧
何となく選んでしまったIIJではあったんですが、やっぱりイメージ通りの真面目な会社で、サポート体制も充実していました。
一度、僕がIDとして使用していたメールアドレスが使えなくなってしまった時にも、イレギュラーな事案ながらも丁寧に対応してくれた事がありました。
後ほど書面で今後の手続きの方法などが郵送されてきたんですが、思わず背筋がのびるようなキッチリした書類で、「真面目やな〜」と感心する内容でしたね。
こういうところから見てもIIJはMVNOとしてもかなり信頼できると感じました。
通信は全然安定している
データ通信に関しては、不安定になったりすることはほぼありません。ドコモやauのキャリアSIMと比べて不便を感じる事はほぼありません。
ただ、ごくまれにですが長時間のスリープから復帰した際に4Gがつながらない事がありました。
おそらくSIMというよりは機種側の問題だったのかと思いますが、そういう場合は一度機内モードにしたりデータ通信をOFFにしたりして、30秒くらい経った後に再度ONにするとすぐに繋がりました。
格安SIMユーザーはネット上にこういう情報をたくさん上げているので、万が一不具合が起きてもググればすぐに対処可能です。
ビックカメラの窓口で対応してくれる
IIJの大きなポイントが、ビックカメラに窓口を持っているという所。
先日僕もSIMカードのサイズ変更をこちらでやってもらいました。
MVNOは店舗展開が無いことが低価格の大きな要因になっているわけですが、このように物理的なサポート体制が整っているのであれば不満はほぼゼロに近くなりますね。
今後もしトラブルが生じてもビックカメラに行けば解決しそうな感じがします。
IIJmioの対応が可能な「BIC SIMカウンター」の一覧は以下のリンクから確認できます。
BIC SIMカウンターのご案内 - BIC SIM powered by IIJ
お住いの近くにもしBIC SIMカウンターがあれば、IIJの価値はさらにぐぐっと高まりますよ。
はじめての格安SIMにはかなりおすすめなIIJmio。詳しくは以下からごらんください!
格安SIM、興味があるならとりあえずやってみて損は無い
というわけで、僕は2年間大きなトラブルも無く、格安スマホ×格安SIM生活を楽しく送りました。
現在はIIJmioを引き続き使用していますが端末はiPhoneに変わり、高級スマホ×格安SIM生活をトライ中です。
格安スマホが不安な方へ
今現在、格安SIMや格安スマホに興味があるものの、「でも難しそう・・」「何となく不安・・」と思って導入をためらっている人は多いと思います。
2年間使った僕の意見としては、「少しの下調べさえすれば全然大丈夫!」という感じです。とにかくお得になることはほぼ間違いないので、とりあえずやってみることがおすすめです。
我慢して節約するのではなくて、楽しくコスパを上げていく事で生活の質が向上すると思いませんか?
格安スマホ×格安SIMはそれを実現する良い機会。是非思い切って導入してみましょう!