もくじ
人間関係の良さは企業としての質に直結してると思う。キャリアにも影響する。嫌な空気の職場から逃れて転職すべき
「職場の人間関係が悪い。ギクシャクしていて息苦しい」
「別に険悪なわけではないけれど、なんとなく冷たい空気が流れている」
「就業時間になるとホッとする。すぐに会社から出たい」
「もっと分かり合える仲間と楽しく仕事がしたい」
やはり沢山のひとが一つの場所に集まって仕事をしている以上、円滑な人間関係はとても重要になってきます。
職場の人間関係は人生の質に影響する
性格の悪い同僚や上司に囲まれていたら、ストレスがたまって当然です。
そこまで嫌な環境ではないにしても、普段少しでも楽しく話せる機会があったり笑える場面があったりするだけで日々の幸せ度合いが全く変わってきます。
次の日仕事に行くのがそんなに嫌じゃなくなりますね。
僕は20代〜30代で4回転職し、いろいろな職場で働いてきました。
その体験から言うと、当たり前ですが人間関係というのは働いて行く上でとても大切です。
この記事ではそんな僕の意見を交えながら、職場の人付き合いや人間関係重視の仕事探しについて深掘りしてみます。
「人間関係が良い→業績も社員の意識も高い」というケースが多い
結論から言うと、
和気あいあいとした職場は待遇面でも余裕があり、端的に業績の良い職場が多い印象でいいことづくめです。
個々人の意識も高く必然的にレベルの高い環境が生まれてキャリアにもプラスに働きます。
転職するにあたり、会社の財務的な詳しいことやビジネス面の分析が難しいときには人間関係や全体的な雰囲気を参考にすると良いのではないかと考えています。
以下に詳しく書いていますので、ぜひ最後までご覧ください!
なぜ人間関係が良い会社に転職するべきなのか
残酷な事実ですが、やはり経済状況というのは気持ちの余裕に直結します。
気持ちに余裕が無いと人当たりがだんだんと厳しくなります。
人当たりの厳しい人が増えるとその会社全体の空気が悪くなって個々人のモチベーションが下がり、また業績が下がって行く・・
景気の良い会社に行きたいなら人間関係を見るべき
まさに負のスパイラルという感じですが、
お金がある時は気持ちが明るくなるし、お金が無い時は暗い気持ちになるというのは誰でも心当たりがあることでしょう。
もともとどっちが先だったのかはわかりません。
人間関係の悪い組織になってしまったから業績が悪くなったのか、ある時期に損害を被ってそこから雰囲気が悪くなってしまったのか。
とにかく言えるのは、
会社全体のトータルな指標として人の良さを基準にすると、転職の成功に結びつきやすいということです。
もちろん、あくまで僕の観測の範囲内なのでそこは差し引いて考えて欲しいと思いますが、
以下実際にどんな風にその考えに至ったかを書いていきます。
険悪な会社、明るい会社を経験して思うこと
冒頭で4回転職したと書きましたが、
僕の場合はそんなに人間関係が問題だったのではなく、やりたいことを追求して会社を移り変わって行きました。
IT系の小さな会社にいる時期が長く、スキルアップを目指してがんばってた感じですね。
ただ今から振り返ってみて、良い職場 = 人間関係の良い職場と言ってしまって良いのではないかと思うのです。
もちろん仕事に何を求めるかは人それぞれなので一般化して言えることではありません。
ただ、それほど会社に対して人の良さを求めていなかった自分ですらそう思うのだから、
他の多くの人にとっては余計に人間関係が重要なのではないかと考えてしまうんですね。
派閥に別れて陰口を言い合う会社 : 新しいことにトライせず業績は不安定
ある会社は、基本的に業績は安定してるのですが時折ガクンと来る時期があってボーナスなしということも全然あるみたいなところでした。
もっと新しい事業にトライして状況を変えるべきじゃないかと若い僕ですら感じていましたが、
経営陣はある程度の年齢でそこまでのモチベーションが見受けられず、会社全体としてもあまり意識の高い雰囲気ではなく現状維持に終始していました。
その会社の人間関係はあまりいいとは言えませんでした。社員同士の交流は一部を除いてほとんどなく、派閥同士で固まっていながらその派閥内でも陰口が絶えない・・といった嫌な状況。
当時は自分のスキルをあげられれば良いかと思っていたのでそんなに気にしていませんでしたが、早めに退社して正解でした。
明るい雰囲気で互いを高め合える会社 : 新しいことに挑戦するからワクワクできる
当たり前ですが、人間関係が良いところは全てが儲かっているということはありません。
ただ言えるのは、組織としての前向きな雰囲気は個別の人間関係に影響するということです。
ある時期に入った一部上場企業は、社長が交代したばかりで「これから新しいことに挑戦するんだ」という雰囲気に満ちていました。
面白い人が多くて飲み会も楽しく、会社に行くのが全く苦じゃなかったですね。
笑って話せる仲間が多いと仕事もどんどん楽しくなる
また別の会社は業績がぐんぐん伸びているITベンチャーでしたが、端的に言って美男美女が多くパリピな空気でした。
かといって遊んでばかりなのではありません。みんなの意識が非常に高く、セミナーや勉強会に参加する人が多いため最先端の情報が自分自身にも得られました。
ちょっとした普段の会話や会議のときの雰囲気も良く、かといって昭和的な「会社にすべて捧げろ」的なものは全くないちょうど良いバランス。
この時は転職エージェントの情報をもとに半信半疑で入社したのですが、彼らのアドバイスはやはり非常に的確でした。
これから転職を考えている人はエージェントを活用すべきだと思います。
人間関係の良い職場に行けば一気に多くのことが解決する可能性がある
ざっとこんな経験をした僕からすると、
個別の人間関係が会社全体の業績と直結していて、それが給料の額や自分自身のキャリアに影響してくると感じています。
だからもし今、あなたが
・職場の人間関係が悪くて辛い
・あまり自分の能力を伸ばせていない
と感じているなら、すぐに転職に向けて動き出すべきです。
どのようにして人が良い会社を探すか
もちろん、結局は部署の仲間だったり数名の同僚との関係が重要です。
会社全体が良い空気でもたまたま所属した部署に嫌なやつがいるというケースはあるでしょう。
人間関係は最終的には運。まずは良い会社を選べば良い仲間に出会える確率が高まる
しかしそれを考え出したらキリがありません。同僚や部署までは自分の意志で選べないですからね。
なので最終的には運になってしまいます。
それも人間関係が良い環境に行くための確率を上げる方法があって、それはやはり会社そのものの雰囲気をよく知ることなのです。
これまでさんざん書いてきたように、
会社全体の空気感というものがまずあって、それが個々人のマインドに影響を及ぼしています。
だからまずは業績が良くて、なおかつアットホームで雰囲気が良さそうな会社を探してみると、自分自身が良い人間関係の中で働けるようになる確率が高まると言えます。
企業の内実に詳しい人から情報を得る
しかし「どうやってそんな事を調べたらいいの?」と思いますが、そこは簡単です。
転職が当たり前になるにつれて、いま転職エージェントのサービスは非常に高度化しています。
自分の希望を伝えると候補となる企業のピックアップや選考のポイントなどをアドバイスしてくれるので、就業中の転職でも助かることが多い。
前段で書いたように、一部上場企業に入社したときにも転職エージェントが大きな力となりました。
今人間関係で悩んでいて新しい職場を探したいと強く思っているなら、
すぐに、そしてできるだけ多くのエージェントに登録をすることをおすすめします。
とりあえず登録しておくべき転職エージェント
エージェントの登録は基本的に無料です。
最高の結果を出すために、転職エージェントの助けを借りましょう!
リクルートエージェント
ここは必須でしょう。起業からの信頼度も抜群で、誰もが知る有名企業とのつながりも強固です。
非常に優秀なアドバイザーが多く、彼らと話すだけでも色々刺激を受けることが多いです。
「今は人間関係に悩んでいるので楽しく働ける会社に行きたい」と素直に相談してみても、的確なコンサルティングをしてくれます。
マイナビエージェント
20代〜30代や第二新卒など、若い求職者の支持を得ているのがマイナビエージェントです。
売り手市場の今、どの企業も若くてやる気のある従業員を求めている状況があります。今のうちに勝ち組大企業に入ることで今後数十年の人生が左右されると考えたら、登録しない手はありませんよね。
パソナキャリア
リクルートやマイナビに比べると少し印象の薄いパソナキャリア。
でも求人の質・量ともに十分で、アドバイザーも親切で頼もしい人が多く、非常に評判の高い転職エージェントです。
特にITやメーカー系に強いという特徴があり、現在そういった業界にいる方ならまずはこちらのエージェントと会ってみることがキャリアアップをしていく上で必須でしょう。
年収や様々な待遇の向上に力を入れてくれるので、満足のいく転職活動を進めることが出来ます。
まとめ
- 人間関係はあなたが考えている以上に重要。精神の健康やキャリアにも影響を及ぼすので、楽しく働ける会社を見つけるべき
- 良い仲間に出会えるかは最終的には運だが、そのための確率を上げる努力はできる