実は名曲が沢山!2000年代のJ-R&B
先日CDラックを整理していた所、2000年代のJ-R&Bやヒップホップ風の曲を収めたCD-Rを多数発見しました。僕が学生時代を過ごした2000年代には、着うたから火がついてヒットするような若い子向けのJ-R&Bの良曲が多数生まれています。こういった曲の多くはオリコンチャート等にも記録が残らないため、なかなか後になって聴き返す機会が無かったりしますが、今聴きても本当に素晴らしいと思える名曲がたくさんありました。
そこで今回は、僕が特におすすめしたい曲、改めて聞いてほしい曲など一気に50トラック紹介します!いわゆるJ-R&Bに限らず、「ジャパレゲ」風の曲や普通にヒップホップ風な曲も含まれていますが、2000年代を感じるラインナップになっているかと思います。
懐かしの2000年代J-R&Bヒット曲まとめ
1. Goodie Memories / 日之内エミ
あえて順位をつけるのであれば、これがやっぱり一番好き。m-floの曲なんかにも参加している日之内エミの曲。トラックはDECKSTREAMで、彼の仕事の中でみてもこれは自分の中でかなり上のほうにくる。元ネタはThe Modulationsで、DELIの「今夜はバースデー・バッシュ Feat. AI, DABO」でも使われている。歌詞の切なくも前向きで健気な感じととても合っている。
2. 星に唄えば / So' Fly ('07)
星に唄えば~STARLIGHTVAGABOND~ - YouTube
誰におすすめしても絶賛される名曲中の名曲。ピアノとストリングスを多用した王道のキラキラ系アップテンポJ-R&Bで、生活感のあるラップ詞と柔らかく美しい女性ボーカルが心地よい。J-R&Bをバカにしている人でも、この曲は否定のしようが無いだろう。トラックメーカーのGIORGIO 13はNERDHEADでの活動や、西野カナの「会いたくて 会いたくて」などもプロデュースしている人物。
3. 出会い / 九州男 feat. BIG RON ('07)
九州男と書いて「くすお」と読む、男気溢れるシンガー。BIG RONのラップをフィーチャーした名曲。ギターの音色が心地よいトラックで、夏の日のドライブなんかに最高。
4. olivia once again / three nation ('04)
曲を聞く:three nation - olivia once again
杏里「オリビアを聴きながら」を大胆にサンプリングした2004年の名チューン。カラオケでも何度も聴いた曲。オリビアは数えきれないほどのカバー曲があって、これ以外だとハナレグミのバージョンが好き。
5. Candy magic / SATOMI' ('06)
SATOMI' - Candy magic - youtybe
6. Baby doll / SATOMI' ('07)
日本デビュー前はロンドンを拠点に活動していたという才女。上の2曲が出た時はまだ10代だったと思うんだけど、容姿も歌い方もそうとは思えないような妖艶さがある。歌詞もキュンとくる感じで良い。
7. さくら / Nobodyknows+ ('04)
ココロオドル、エル・ミラドールなど盛り上がり系の曲がカラオケなんかでも人気のNobodyknows+だけど、こういう切ない系の曲も良い。ゴツいお兄さんたちが純情な事を歌っていてホッコリしてくる曲。
8. 言えないよ / JAMOSA feat. Corn Head ('07)
9. Fly Away / JAMOSA feat. Jay'ed ('07)
FLY AWAY FEAT JAY'ED/JAMOSA - YouTube
幼少期にはマイケル・ジャクソンのバックコーラス経験もあるという本格派のR&Bシンガー。「言えないよ」は幼なじみ同士のもどかしい恋愛感情を歌った曲で、Corn Headのアニキ感がJAMOSAの歌声と良い感じのコントラスト。FLY AWAYは暖炉の前で目を閉じて聴きたい様な癒されるラブソング。
10. Lokahi Lani / Def Tech ('05)
JAMOSAも参加している爽やかサマーソング。Shenのバースが超男前。やっぱりサーファーには勝てない。
「浜辺に寝そべって / 波打ち際 水かけ合って / この板に乗せて 遠くへ / 沖まで 連れて行くぜ」
11. a love story / SEAMO with BENNIE K ('05)
BENNIE K a love story / with SEAMO / tv show ver.
「マタアイマショウ」でシーンに帰ってきたSEAMOがBENNIE Kとセッションした名トラック。イントロから最初のサビに入る流れとかかなりカッコ良い。ラップ部分のアグレッシブな感じも3者の個性がかなり出ている。
12. 高速道路の花火大会 / Joe9 ('08)
MISIAの「眠れぬ夜は君のせい」などを編曲した松原憲プロデュースのアルバムの中の一曲。花火大会に行く途中で渋滞に巻き込まれ、車の中から花火をみているカップルの風景を切り取った曲。ドラマティックなメロディ展開が感動的。
13. エイジア エンジニア / 一人のメリークリスマス ('06)
ワンピースの主題歌「エターナルポーズ」も名曲なエイジアエンジニア。KICK THE CAN CLUE の「クリスマスイブRap」かこれか、というクリスマスJ-R&Bの名曲。
14. 君の優しさ / AYUSE KOZUE ('06)
動画 : AYUSE KOZUE " KIMI NO YASASHISA "
自らアレンジ・打ち込みもこなすオールマイティなシンガー、AYUSE KOZUEのメロウナンバー。見るからに知的なルックスで、「Boyfriend」などダンスナンバーではBガールスタイルも決まっている。
15. 冬 gonna love / Heartsdales('06)
タイトルの通り、寒い冬に胸キュンなバイブスを届けてくれる名曲。VERBALが審査員を務めた「ASAYAN ラッパーオーディション」を経てデビューしたHeartsdales。この曲を発表した2006年に惜しくも解散してしまった。柔らかい声のボーカルと軽快なラップのフロウでとても聞き心地が良い。
16. BIRTH (You're The Only One pt.2) / CLIFF EDGE Feat. MAY'S ('07)
Cliff Edge - BIRTH You're The Only One pt.2 - YouTube
ピアノ中心のメロウかつキラキラしたトラックに、イケメン風のラップと女性ボーカルのサビ、「今はごめん 3000円の腕時計 なのに嬉しそうに笑ってる君と目指すゴールに」というマイルドヤンキー感あふれる歌詞など、J-R&Bに欠かせない要素が全て入った素晴らしい曲。終盤のMay'sのたたみかける様な歌声で感涙。PVにはなぜかほしのあきが出演。
17. キミノキセキ / SOULHEAD ('06)
倖田來未とのコラボ曲「D.D.D」なんかで記憶している人が多いであろうSOULHEAD。「キミノキセキ」はこの時期にぴったりなクリスマスソング。じわじわと気持ちが盛り上がっていくようなサビの展開がぐっとくる。
18. Lonely / Amy-N-Ryoo ('03)
当時は女子から絶大な支持を得ていた失恋ソングの名曲。「愛がこぼれる」というずっしりくる失恋ソングもあってそちらも良いが、「Lonely」が定番な感じ。ちなみにAmy-N-Ryooはレゲエアーティストとして語られる事が多い。
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