映画監督で遊んでみよう!21世紀で考える映画監督ベストナイン
映画監督を野球チーム・監督・解説者等にむりやり当てはめる
たまにはこんな遊び記事もいいだろう!という訳で今回は、映画監督で打線を組んでみるという無茶な試みです。9人だけだとさすがに少なかったので、監督、コーチ、GM、解説者などプラスアルファで色々付け加えたりもしてみました。ちなみに主に英語圏を拠点として活動している映画監督、2000年以降もコンスタントに作品を発表している監督に限定しています。
ちなみに色々書いていますが、全てその監督の作品から受ける印象や薄っぺらな情報に基づいた僕の妄想=フィクションです。「こいつが野球選手だったらこんなんかな・・」という、たんなる遊びですので、くれぐれもご注意下さい。
映画監督で野球チーム+α!
1番:デヴィッド・フィンチャー
緻密に計算されたバッティングで、どんなピッチャーからも鮮やかにヒットを奪っていく。ルックスもそこそこ良く大衆的な人気がある選手だが、一部の偏屈な野球好きからカルト的な支持をも集めている希有な存在。伝説的選手、スタンリー・キューブリックを彷彿とさせるともっぱらの評判。
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2番:ポール・トーマス・アンダーソン
独特なスタイルから変幻自在な打球を繰り出す。ホームランもバンバン打つし、インタビューでの発言も非常にウィットに富んでいるため、野球のみならずスポーツ選手として幅広い人気がある。
3番:クリストファー・ノーラン
コンスタントに結果を残していながら、コアな野球ファンからは何故か馬鹿にされてしまう。未だに「巨人の星」、「ドカベン」を愛読し続けており、それらに出て来るような必殺技が自分にも出来ないかどうか、いつも模索し続けている。実際に、時々信じがたいようなスーパープレーも飛び出す。
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4番:マイケル・ベイ
絶対的な信頼を得ている史上最強のホームランバッター。決して体格に恵まれている訳ではないが、「ボールをとにかく遠くに飛ばす」という強烈な意志の前にピッチャーはおそれおののく。当初は素行の悪さも目立ち問題児扱いされる事も多々あったが、最近ではあらゆる意味において「真の4番」としての貫禄を見せつけており、野球界を引っ張り続けている。
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5番:ジェームズ・キャメロン
常に新しいトレーニング方法やフォームを取り入れて、最先端の技術を提示する選手。一見ミーハーながらも、マイケル・ベイ並の長打力でアンチを黙らせる。
6番:デヴィッド・クローネンバーグ
何を考えているか分からない恐怖の六番打者。ベテランであるが、チーム内でも少し浮いた存在。しかしそのイルなスタイルから確実に結果を残していく姿は確実に尊敬を得ている。
7番:リドリー・スコット
クローネンバーグと共にベテラン組だが、こちらは若手と非常に上手くやっている。チームメイト曰くプライベートでは非常に気さくで楽しい感じだが、バッターボックスでは鬼のような目つきになっていて、そんな辺りのギャップがたまらないらしい。
8番:アレキサンダー・ペイン
中学校までを日本で過ごしたという経歴を持つ。そのせいか、日本らしい非常に繊細なスタイルのバッティングを見せてくれる。分かりやすい凄みには欠けるためファンの人気はまだまだだが、コアな野球ファンからは抜群の支持を得ている。
9番:アン・リー
放映権やスポンサーがらみでアジア系を入れろと言われ選ばれたと言われている男。自分もそのような批判を受けている事を自覚しているためか、それらを跳ね返す為に常に好成績を残し続けている。最近ではポン・ジュノという若手の存在にビビり始めている。
投手:メル・ギブソン
豪速球が持ち味。とにかく三振を取りにいく豪快なスタイルで、これまでに2度もノーヒットノーランを達成している。打たれるときは結構打たれるのだが、打者に「勝たせたい」と思わせるような野球に対する真剣な姿勢や純粋な人間性を持っており、とにかく勝負強い。
監督:クリント・イーストウッド
とにかく「目の前の勝負に勝つ」気持ちが凄まじい。野球界全体の事に関してはあまり関心が無いらしく、選手への指導もかなり適当だという話が有名。しかし一度試合が始まると、完璧な采配と戦術眼を光らせてチームを勝利に導いていく。
投手コーチ:シルベスタ・スタローン
メル・ギブソンをスランプから救うなど、ベテラン選手をもう一度輝かせる手腕に関して定評がある。男気満載で、チームを精神的に支える存在。
打者コーチ:マーティン・スコセッシ
彼に憧れてこのチームにやってきた、という選手も多い。とにかく人望が厚い。
GM:スティーブン・スピルバーグ
めっちゃ偉い人。チームの利益や勝利と同時に野球界全体を盛り上げていこうとしている。
TV実況:クエンティン・タランティーノ
とにかくおしゃべり。ただ野球の知識も半端じゃなく、誰も知らないような選手の名前を次々に挙げながらおもしろおかしく実況してくれるお茶の間の人気者。
TV解説:コーエン兄弟
哲学的で示唆に富んだ名調子を繰り出す人気の解説者コンビ。タランティーノと3人で組むと非常にバランスが良く、野球中継が一層面白くなる。
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