画像参照:KRAZY KINDE
名言で見る若きビリオネア、マーク・ザッカーバーグ
Facebookの創始者であるマーク・ザッカーバーグ。これまでのインタビューやスピーチの中から、彼の生き方や仕事に対する考えが伺えるものをピックアップしました。
仕事に活かせる名言が多い!
マーク・ザッカーバーグの言葉で、僕が仕事中常に頭に置いているものがあります。
Done is better than perfect.
(完璧を目指すよりも、まずは終わらせろ。)
結構有名な言葉ですが、本当に核心をついていると思っています。特にデザインのような仕事だと、なにを持って完成とするかが難しい。気がつくとずるずると時間が過ぎて、ムダな時間をとってしまうことも多々あります。
そうならないように常に意識して、完璧かどうかはわからないけども8割ぐらい出来たな、と思ったら、煮詰まる前にそこで無理矢理終わった事にしています。とにかく目の前のタスクは終わらせて、次に着手していく事で仕事はより洗練されていくものだという事を教えてくれる名言です。
これ以外にも、仕事に活かせる言葉を多く残しているマーク。彼の名言を集めた海外のサイトを参考にまとめました。
マーク・ザッカーバーグの名言一覧
1. 「めまぐるしく変化する時代において、必ず失敗する戦略がある。それは一切のリスクを取らないという事だ」
SNSの王者となっているFacebookですが、常にリスクを取り続けてより高みを目指し続けています。
2. 「問題なのは "私たちが彼らについて何を知りたいか" では無い。"彼ら自身が自分の事をどう語りたいか" だ」
おおお。これは深い。ネット時代における自意識のあり方をマーク自身がしっかりと理解しています。ちなみに2011年の発言。さすがです。
3. 「僕は自分の学生寮でFacebookを開発して、学生寮のパソコンからローンチしたんだ。月に85ドルのサーバーを借りて、広告費を取ってそれをまかなった。つまり未だに、寮の時代からビジネスモデルは全く変わっていないんだよ」
リスクを取って新しい事に挑戦し続ける一方で、根本のビジネスモデルは全く変わっていない。寮の一室で作られたサービスが世界全体で利用されているというのは、これ以上無い程夢のある話です。
4. 「今この瞬間にアフリカで餓死している子ども達よりも、家の庭で死んでいるリスに人々は関心を抱いてしまうものだ」
残酷な話ですがこれを否定出来る人はほとんどいないでしょう。テレビで飢えたアフリカの子ども達を目にしてその場だけ可哀想だと思っても、数分後には友達と楽しくLINEで会話したりしてしまう。ただこれは、井上陽水が「傘が無い」で1972年に言っていた事と同じですね。
都会では自殺する若者が増えている / 今朝来た新聞の片隅に書いていた / だけども問題は今日の雨 傘がない / 行かなくちゃ 君に逢いに行かなくちゃ
5. 「素早く行動し、不要なものは捨てる。何かを捨てなければ素早く動けないからだ」
「あれもこれも」といういいとこ取りの精神ではいけない。
6. 「少しひねくれた事を言うと、徐々に人々がFacebookを過小評価する時期に入ってきていると思う。これは僕には喜ばしい事だ。なぜなら過度な期待が無い事によって、今まで以上に魅力的な賭けに挑戦する自由が得られるわけだからね」
これもガツンときます!世の中には世間に注目されたいだけの技術者や経営者が多いですが、マークは期待や注目をあまり良いものと感じていないようです。純粋に自分のアイディアを形にする事を楽しんでいるという事がよくわかります。
7. 「誰だってスマートに仕事をこなしたり、直接的に利益を生み出せる様なスキルを獲得するチャンスがある。しかしその事を信じなければ、力を発揮する事は出来ないんだ」
珍しい精神論。「自分の可能性を信じろ」という話でしょうか。確かに現状に甘んじて、スキルアップの機会を捨てている人はとても多い。
8. 「人々は、君が他人からどう言われているかなんて気にしない。もっと言うと、君がどんな事を言っているかすらどうだって良いんだ。重要なのは、君が何を成し遂げたかという事だけさ」
これは非常に励まされます。実績や成果というのは、千の言葉にも勝る力を持ちます。自分を取り繕ったり人からどう言われるかを気にする前に、目の前を仕事をまず成し遂げるべき。
9. 「一度シリコンバレーで働くと、キャリアの最後までそこにいなければという気持ちになるかもしれない。しかしシリコンバレーだけがエンジニア達にとって唯一の場所かというとそんな事はない。もしも今起業したのなら、僕はボストンに留まっていただろうね。シリコンバレーというのは、短期的な視野しか持たせないところがあって、僕はそれが嫌なんだ」
ま、まじすか。シリコンバレーだめすか。世界一自由にITビジネスが繰り広げられているイメージがありますが、マーク・ザッカーバーグに言わせれば色々問題があるようです。
10. 「毎日自分自身に問いかけていることがある。 "今俺がやっている事は、自分が出来る事の中で一番重要な事なのか?" 最も重要な課題が自分の仕事で無いと感じるときは、何をしていても良い気分になれないね」
これもグサっと来る。「仕事が楽しい」とか「やりがい」といった事とはまたちょっと違う次元の話ですね。