洋画の歌と踊りで、嫌な事を忘れよう！
ストレスがたまって来た時には、ミュージカル映画で気持ちを盛り上げて行くのがおすすめです！というわけで、明るく元気になれる様なミュージカル映画を６本チョイスしました。DVDレンタル可能な有名作品ばかりですので、是非ご覧になってみて下さい。
おすすめのミュージカル映画６本
天使にラブソングを（'92）
初めて見たのは小学校の時だったと思う。金曜ロードショーとかで結構やっていた。あらすじとしては、ウーピー・ゴールドバーグ演じるクラブ歌手「デロリス」が色々あって修道院に紛れ込み、ダメな聖歌隊に音楽の楽しさを叩き込んでいくというもの。
ストーリーとは無関係に、シスター達がゴスペルを歌うシーンが最高すぎる。僕は歌が下手で、カラオケに行ってもあまり楽しくないのだが、合唱とかゴスペルみたいにみんなが一つになって歌う、みたいなのを外側から見ているのが好きだ。ちなみにこの記事で紹介する映画の中では数少ない、女性におすすめの洋画です。
天使にラブソングを2（'93）
「天使にラブソングを」に関しては是非「2」もおすすめしたい。2にはローリン・ヒルが出ていたりするので、洋楽好きの方なんかは2から見ても全然良いと思う。青春映画の側面もある。
ローリン・ヒルの歌唱力と歌い手としての存在感は、90年代を振り返ってみてやっぱりずば抜けていると思う。とにかく、YouTubeでフィナーレの発表会のシーンだけでも見て頂きたい。あと言いたいのは、「天使にラブソングを」という邦題のセンスも素晴らしい。最近は、こういう気の利いた邦題が少ないと思うんですが、どうでしょう？
フラッシュダンス（’83）
ミュージカルというか、主人公はダンスを志す女性。でも歌が劇中全面的に流れているのでミュージカル映画としても見られる。全く正直な感想をいうと、この映画は終盤のストーリー展開がひどい。いろんなことがよくわからないまま終わってしまう。
でもそんな事はいい。安室奈美恵もカバーもしていた「What a Feeling」がメインテーマ。これが流れるだけで胸が熱くなる。フラッシュダンスのサントラは、よく仕事中にもBGMとして活躍している。ミュージカル映画というのは、ある程度話が雑だったりしても、こうやって音楽で観客を引っ張って行ってくれるなら十分満足だ。勝ち気な主人公の女性・アレックスを演じるのはジェニファー・ビールス。ファッションや音楽から80年代を感じられる映画の代表だと思う。
シカゴ（'02）
「パイレーツ・オブ・カリビアン」や「NINE」などわりとどうでも良さそうな作品も撮っているらしいロブ・マーシャル監督作品。スウィング・ジャズのノリと法廷闘争の緊張感が良いバランスで混ざり合っていて、かなり楽しめる映画だと思う。
2003年のアカデミー賞を総なめにしたのがこの超お気楽ミュージカル映画である「シカゴ」なのだ。約10年経った今考えると、アカデミー賞も政治的な空気にかなり左右されているのが明白だ。あと、これもかなりどうでも良いが、当時、学校祭でこの「シカゴ」をネタにしたステージ発表をしたクラスがあって、それもかなり凄かった記憶がある。
ムーラン・ルージュ（'01）
最近だと、ディカプリオの「華麗なるギャツビー」が話題になったバズ・ラーマン監督の作品。ムーランルージュというのはフランスの有名なナイトクラブの名前。そこを舞台に、ニコール・キッドマンとユアン・マクレガー演じるカップルが切ない恋物語を繰り広げる。
みんな、俳優なのに歌が異様に上手い。それに圧倒されるという感想。あと、全体的にド派手な画面演出がすごい。蜷川実花監督、沢尻エリカ主演の「ヘルタースケルター」とかが好きな人にはかなりおすすめ。マドンナやビートルズの有名な歌が多く流れてくるので、休日にカップルで見るDVDとしてもかなりいいんじゃないかと思う。
オー・ブラザー！（'00）
これはミュージカル映画としてはちょっと捻った作品。コーエン兄弟が好きな人や、アメリカのカントリー音楽が好きな人は普通に楽しいと思う。3人のおとぼけな囚人が脱獄。家に帰るまでの道中、様々な苦難に出会うがひとつひとつ乗り越えて行くというあらすじ。
TSUTAYAのポップによれば、ギリシャ神話をモチーフにしているらしい。しかし、ジョージ・クルーニーは本当に男前なのに、こういうコミカルな役もそつなくこなす。後述するけれど「ファミリーツリー」で奥さんの不倫相手を探索するシーンなんかも最高だ。アメリカのブラックな歴史やロバート・ジョンソンのネタなどが入ってくるので、ちょっと通向けで批評家が好むような映画ではある。
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