「社員同士で悪口や陰口ばかり耳にして、いつも嫌な気持ちになる・・」
「表面上では仲良くしているのに、いないところで悪口を言い合っている」
「悪口ばかりで雰囲気が悪い。こんな環境にいたくない」
こんな状況でお悩みでしょうか?
会社というのは人間の集団ですから、多少の軋轢(あつれき)やぶつかり合いというのは少なからず生じるものです。
でも行き過ぎた悪口の言い合いを見たり聞いたりすると、本当にウンザリしてしまいます。
もくじ
悪口まみれの環境。どうやってやり過ごす?
僕もこれまでいくつかの会社で働いてきました。悪口が多い会社もあれば、ほとんど無い会社もあります。
雰囲気の悪い職場や組織でどんな風に考えて行動してきたか、体験談をまじえながら書いていきます。
悪口ばかり聞こえる こんなケース
そもそも職場で悪口が横行するというのはどういう現象なのか。僕が遭遇した具体的なケースを思い出しながらピックアップしてみます。
飲み会やランチで
これはまあ定番かもしれません。
飲み会に行くと普段言えない本音が解放されたりして、それが楽しかったりはします。でもそれがネガティブ方向に行くと最悪なんですよね。
酒の力でイキる残念な人たち
酒の力を借りて、普段こびへつらっている上司への不満を言ったりとか同僚をばかにしたりとか、イキり出す人というのは必ずいます。
本来楽しいはずの飲み会。一人でもこういう人がいると本当につまらなくなってしまうんですよね・・
打ち合わせや会議中に
これもあるあるかと思いますが、本来業務の打ち合わせをするべき会議やミーティングの場で延々と人の悪口を展開する人もわりといますね。
悪口を言うのは当然だめだし、会議はそもそもそういう話をする場所ではないので二重でアウトです。
ミーティングを「自分の存在を誇示する場」と勘違いするマネージャー
こういう事をするのは大抵マネージャークラスで会議を仕切れる立場の人です。
その場の進行を仕切っているので、会議の本筋から離れて脱線できちゃうわけですね。
部下や若手の社員に対して少しでも自分の力をアピールしたいという気持ちから、歪んだ行動に出てしまうのではないかというケースもあります。
面と向かって(当てこすり)
より大胆な場合だと、直接言っちゃってることも無くはないです。これは悪口のレベルを超えたハラスメントなので大問題ですね。
こういう時に本当に嫌になるのがいわゆる「当てこすり」です。
遠回しに相手の事をばかにするような言い方をしたりして追い詰めていく。
これも、周囲の人にそういうコミュニケーションを見せつけることで見せつけることで自分の存在をアピールしたいという魂胆なのかとおもいます。
とはいえ悪口ゼロの組織というのもありえない
こういう悪口が全く無い組織があるかというと、それは当然ありえません。
悪口がゼロということは相手への関心もゼロということになるので、そんなチームはまずうまくいかず別の問題が発生してしまいます。
人間関係が深いチームほど悪口も出やすい
実際社内の雰囲気が良好なほど散発的に悪口が聞かれるというのも僕は体験しました。
みんなが一同に介しているような場所では一見雰囲気が良くて団結している。でも個別に話を聞いてみるとお互いがお互いに不満を持っている・・みたいな。
良い雰囲気と悪い雰囲気は表裏一体
せっかく会社で働くのであればしっかり関係性を作ってやっていきたい。しかしコインの裏表のようにネガティブな感情というのも現れてしまいます。
お互いの課題を言い合える環境はOK
何が悪口になってしまうかというのは非常に難しい問題です。
言われたほうの受け取り方次第だったり、ちょっとした言葉尻のニュアンスで違ったりしますよね。
あからさまな人格攻撃をするのは論外ですが、チーム内でお互いを高めあっていくために、改善点や課題点をはっきり言い合えるのは逆にすごく良いことです。
調子の良い会社はコミュニケーションが活発
これまでの経験でも、売上が伸びていく会社は必ずコミュニケーションが率直かつ活発です。
その意味では、多少激しい言い合いも許容されざるを得ないこともあるでしょう。
今耳にしている悪口が本当にネガティブなものなのか、いったん立ち止まって考えて見る必要があるかもしれません。
ネガティブな雰囲気に染まるのは良くない
ある程度、自分の成長や会社への順応のために慣れていくべき場面もあります。
ただやはり、ネガティブな空気感のなかに居続けるのは良くありません。
一人の悪口王によって崩壊したチーム
成長途中の会社ではあるあるかもしれませんが、一人のヤバい社員が入るとチームの雰囲気は急激に悪化します。
僕が当時所属していた隣の部署に攻撃的なオーラのマネージャーが外から加入し、その人が陰口を叩きまくって気に入らない人をとにかくけなす。
直接悪口を言われなくても、こういう状態を目にすると非常にうんざりします。
若手が多かったこともあり、1年くらいかけて元々5人いたチームが2人になってしまい問題化しました。
打ち合わせで罵倒され続け辞めてしまった同僚
また別の会社で、同じチームの同僚の話です。
基本的にまじめなのですがどこかフワフワした雰囲気があり、たまに重要な業務でポイントを外してしまうことがある人だったんですね。
運悪く当時のマネージャーはガンガン詰めていくタイプの人物で、MTG中にみんながいる前で罵倒されている所に何度か遭遇しました。
パッと見は気にしてなさそうだったのですが、そのような状態が1年半くらい続いた後に精神的な問題を理由にして退職。
相談に乗ってあげられなかったことを後悔しました。
あまりに悪口が多い会社は一刻も早く抜け出すべき
もちろんちょっと雰囲気が悪いからという理由で会社をやめるべきではありません。
人間関係の問題は会社に限らずこの世界のどこに言ってもつきまといますから、そこから逃げても根本は解決しません。
足の引っ張り合いでなく、高め合える環境へ移動する
ですが明らかにおかしい環境というのはやっぱりあります。僕もこれまで5社を経験してきて感じますし、同じ会社でも時期によって悪口が目立つようになることはある。
そういう会社では個々人の成長やチームでの目標達成ではなく、足の引っ張り合いになっているというのが僕の見解です。
これから先長い時間働いていくことを考えると、そういう会社でがんばっていても身につくことが少ないのは明らかです。
悪口に耐える能力は増すかもしれませんが、それって必要ですかね・・?
違和感を感じるなら、少しでも早く行動する
現状悪口まみれの環境で明らかに違和感があるなら、別の会社へ移るためになんらかのアクションを起こすべきです。
会社に入ったばかりであってもOKです。参考記事はこちら→ 入社から1ヶ月での退職でも何の問題もない。早めに辞める意思を伝えて動き出すべき
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