もくじ
職場で孤立感は精神に悪影響!
周囲とのズレ、放置は禁物
職場に馴染めず孤立感がある
何となく浮いている感じがする
話の輪に加われない
職場の仲間と打ち解けられなかったり、なにかトラブルをきっかけにはみ出してしまったりする。
これはなかなか辛い経験です。
大人だからイジメはあまり無い。でも「仲間はずれ」は確実にあります
社会人なので、あからさまなイジメを食らうことは少ないと思います。
ですが集団の中で孤立していると、それだけで居心地が悪いし、周囲からどう思われているかが気になってしまう。
仕事場は人間が集まる場所なので、こういうことはどうしても起こってしまいます。
あなたが悪いというよりは、確率の問題なんです。起こる時は起こる。
孤立状態を脱し、充実した毎日を取り戻そう
このページを見ているということは、あなたは職場での孤立感について何らかの危機感を覚えているということですよね。
それなら早めに行動を起こし、周囲の人間関係や自分自身の精神状況を改善させる方向に動き出すべきです。
僕も超孤立してました
僕も以前、ある事をきっかけに部署内で孤立してしまったことがあります。当然、決して良い経験では無く、心身にも影響が出ました。
結果として別の会社に移り、そちらでは人付き合いも良好で充実した仕事人生を取り戻すことが出来ました。
環境を変えて孤独感をなくそう
転職したり、職場をやめるというのは一番大胆な方法ですが、今の会社にいながら孤立感を無くしていくことだって全然可能です。
孤独感を抱えながら、気まずい毎日を過ごすのはもう終わりにしましょう。
職場での孤立はなぜ起こる?
ちょっとしたキッカケが元になるケース
チームは微妙なバランスで保たれている
職場の人間関係というのはとても微妙なバランスで成り立っているものです。
あなたに非がなかったとしても、ポジションの取り方がチーム内のバランスに合わないものだと、孤立につながってしまうことがあるんですね。
例えばある日ある時のちょっとした言動がきっかけとなって、自分が知らないうちに社内・部署内で変な目で見られてしまう。
些細なきっかけで孤立は生じる
どんな組織にも人を貶めたり馬鹿にしたりする幼稚な人はいるものです。
そこから広がる些細な誤解が元になって、あなたが孤立してしまうというケースはあるでしょう。
ちょっとしたすれ違いであれば簡単に解消できる
ただこれはボタンのちょっとした掛け違えのようなものなので、双方の歩み寄りによってすぐに改善可能なはずです。
部署の飲み会等であれば割りと強制参加の事も多いと思います。
そういう所で和気あいあいと会話をすることによって互いの信頼が一気に回復&孤立も解消!ということも全然あるでしょう。
特定の上司・同僚とそもそも合わないケース
チームの空気というのは、主にリーダーの資質によって決まります。 もしくは、発言力の強い特定のメンバーや社員。
彼or彼女ひとりとトラブルを抱えているだけで、それが職場内での孤立につながってしまいます。
この辺はもう運なんですよね。組織というのは少数のリーダーによって方向性が決まるものですから。
個人的な体験談
ちなみに僕は思いっきりこのケースでした。 当時のマネージャーと全く意見が合わない。そもそも会話が成り立っているんだか怪しいレベルでした。
ミーティングを重ねても最終的には喧嘩になってしまい溝は深まるばかり。
仲裁してくれた上司には申し訳なかった
さらに上の上司が見かねて仲直りさせようと話し合いを設けたりもしてくれました。
それでも、また1週間も経たないうちにマジギレ案件が発生、冷戦状態に戻ってしまうという感じでした。
空気が読めないから孤立するのか?
普通に考えて、適当に上司や同僚に合わせてやっていればこんな事は起こりません。実際世の中のサラリーマン達はこうやって世間を渡り歩いているはず。
でもそれにしたって限度があります。
僕は当時も今も、ある程度自分のこだわりや信念を持って仕事をしていました。
そういう気持ちで働いていると、上司の考え方があまりにもつまらないものに感じられるわけです。
自ら孤立に向かっている自分に気づく
地位や収入よりもやりたい事を優先させて仕事をしている人にとっては、そういう状況は実に耐え難い。
自分が空気を読めていないことなんて十分承知なんですよね。
空気を読めないから孤立したのではない。空気を読んで状況に甘んじるよりも孤立する辛さを選択したという感じでした。
参考記事 : 「仕事を辞めたい・・」と思った時の本 おすすめ10冊
孤立状態が続くのはやっぱり良くない
表面的なレベルで付き合ってればOK
どんな事情があるにせよ、ある集団の中に溶け込めていないという意識は早めに解消しないといけません。
人間というのは何だかんだで弱いものです。 どんなに一匹狼タイプな人でも、長期間孤立感を抱えながら生活するのはとても厳しい。
「そこそこ居心地は良い」なら全然OK
別に、職場の人間関係をめっちゃ良好に保つ必要なんて無いですよ。 もっと表面的なレベルで仲が良い雰囲気だけあると全然違います。
形だけでも孤立が埋められればOKなんですね。見えないところでは互いの陰口を叩き合ってたって良い。これって人間関係の本質だと思います。
でも孤立感を抱えているということは、こういう形だけの人付き合いすらもままならないという状況ですよね。 それなら早めに動き出しましょう。
ある作家の格言
ジョージ・オーウェルという作家がこんな事を言い残しています。
孤独では、精神は満足に働かない。
オーウェルのよく知られた作品「一九八四年」。20世紀の文学史に残る名作で、現在でも読者を増やし続けている小説です。
重みのある言葉を受け止めよう
オーウェルは簡単に言うと、「政治や経済が変化していく中で、人間はどうあるべきか?」みたいな事を考えていた作家です。
この格言そのものはあまりにも普通の発想ですよね。そりゃあ孤独は良くないだろうと。
でもオーウェルの思想や考え方を踏まえてみると、非常に重みがあります。
どれだけテクノロジーが発達して、人が1人で生きられる時代が来るのだとしても、やっぱり孤独というのは精神にとって害なんですね。
実害が出る前に、孤立感は解決すべき
ストレスというのは必ずそのしわ寄せをどこかにもたらします。
今は何となく耐えていて、別に大丈夫なレベルであったとしても、長期間孤立が続けば何らかの害が生じるものです。
自立神経失調症→仕事の効率も落ちる悪循環
僕の場合は自律神経がやられました。
ある日気がつくと呼吸が浅くなっているのを感じる。どれだけ深呼吸をしても、常に息苦しい感覚が消えない。 眠りが浅くなって、日中も何となく調子が出ません。
これで仕事の効率も落ち、ますます周囲から白い目で見られる。悪循環ですね。
映画や音楽に感動できない
あと、気持ちも確実に荒んでいました。 映画を見たり小説を読んだりしても、どうも心にしみないというか、入り込めない感じがする。
ストレスが無意識のうちに心を支配していて、他の楽しみが入り込む余地がどんどん奪われている状態でした。
仕事のストレスでプライベートが奪われる。それ本末転倒!
もしあなたが今そこまで悩んでいなのだとしても、早めに解決に動き出さなければいずれなにかの害が生じます。
人間関係というのは、やっぱり精神的に大きな要素であることは否めません。
労働環境のせいで休日もゆっくり出来なかったり、好きな趣味を楽しめないのなら、何のために仕事をしているんだか分かりません。
参考記事 : 私服で働ける仕事がいい!私服勤務のメリット・仕事の見つけ方を紹介する
一番手っ取り早い方法 : 部署 or 職場を変える
社会は多様化している。我慢すべきではない
自分がマッチする場所を自分で探す。基本的にはこれが一番手っ取り早いです。
日本というのは、個人よりも集団・組織の力が強い風潮があります。 つまり「個人は自己主張を控えて空気を読み、会社に合わせて行動すべし」みたいな。
「いまの環境が嫌だから転職したい」は甘えなのか
だから雰囲気として、「チームに馴染めないから異動したい or 転職したい」というのはとてもネガティブに捉えられがちです。
でもこれって正しいと思いますか?
今の時代、あらゆる事柄が多様化しています。個人と組織で折り合いがつかないというのはあたり前のことですよ。
みんなにとって共通の話題や価値観というのはかなり少ない
例えば20年前と今とを比較してみましょう。
みんなが同じバラエティ番組を見ていて、同じJ-POPの曲を聞いていました。常に共通の話題が確保されていたわけです。
でもインターネットが一般化したことを機に、この状況は変わりました。 個人によって好きなものが全然違います。
共通の話題というのはかなり少なくなっているわけです。
環境を変えることをポジティブに捉える
だから合わない場所はあって当然。
チームに居づらいからそこから離れるというのは、あなたの甘えでも無いし、恥ずかしい事でもない。
むしろ自分のキャリアの為に積極的に動いていんだと、ポジティブに考えるべきですよね。
職場での孤立を解消する具体的な方法
1. 自分が話せるなかで、一番偉い上司に相談する
とりあえず、自分の直属の上司よりもさらに上に人物に相談してみましょう。
まずそういった人は、職場のいざこざに慣れています。チームのこともある程度理解しているでしょう。
なので、具体的なアドバイスをくれたり、互いの誤解を解消する機会を設けてくれたりする可能性が高いですね。
悩み相談をしてもらうのは意外とうれしい
「ちょっと話しづらい」という事もあると思いますが、こういう相談事を持ちかけられると上司は嬉しいものです。信頼していない人には相談しないですからね。
孤立感は多くの場合、コミュニケーションの不足または失敗によってもたらされます。
根本的な解決に至らないとしても、一度誰かに話して見るだけでも視野が広がるということがあります。言葉にするって大事ですよね!
2. 異動を申し出る
ある程度上層部と話すことが出来たら、その過程で異動したいという意志をハッキリ示すと良いです。
会社側だって、社員同士の人間関係には気を使っています。チームがぎすぎすしていると利益が生まれにくいですからね。
だからあなたが「異動したい!」と言えば、それなりに柔軟な対応をしてくれるはずです。
3. 転職する
思い切って会社そのものを変えてしまうことが、実は最良の手段です。
一度社内で孤立状態に置かれると、そのようなレッテルが貼られて上手く立ち振る舞えないこともあります。
繰り返しますが、社会は多様化しています。今の会社があなたに合わないのだとしたら、逆に合う会社というのは必ずありますよ。
「会社で孤立したから転職」→全然OK!
これは逃げでも何でもありません。合わないものは合わないのだから、自分の気持を貫いたほうが勝ちなんです。
とことんワガママでいきましょう。
転職の労力・リスクはある程度覚悟する
もちろん、新しい会社に入るのはそう簡単ではありません。 それはよく覚悟しておきましょう。
様々な書類を整えて、面接に時間を割いて、身なりにも気を遣って・・ということは最低限必要です。
心機一転、活躍する自分
でも逆に言えば、決まった段階を踏んでいけば今の苦境を脱することが出来るんですよ。
- 自分のマッチした職場で結果を出し、収入を上げていく
- 円滑な人間関係の元で力を発揮できる
- チームの結束を感じながら、いきいきと働ける
こういった事をイメージすれば、転職活動なんて全然苦では無いはずです。
向上心があるからこそ職場での孤立が気になる
そもそも向上心が無い人は、職場での孤立なんて気にしません。
あなたは仕事でより高い結果を出せるポテンシャルがある。だから人間関係の円滑な職場で力を発揮したいと思っている。
はっきりした自覚はなくても、それは間違いありません。
自分にマッチする職場を見つけなければもったいないですよ。
今すぐに動き出そう
自分に合った会社や職種がはっきりとしていない段階であれば、転職エージェントを利用することが絶対におすすめです。
転職エージェントのコンサルタントたちは、悩みを持って転職者と数多く接しています。あなたのように社内で孤立気味の人にも多く会っているはず。
だからこそ転職エージェントを使うと、客観的で的確なアドバイスを得ることが出来ます。
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また、登録しなければ出来ない求人案件も多くあります。
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まとめ
- 孤立の原因は、①ちょっとした誤解 or ②根本的なミスマッチ の二通り
- 会社に自分を合わせるべきではない
- 最低限の円滑な人間関係はやっぱり必要。長期間の孤立は心身に悪影響を与える
- 社内の偉い人に相談してみるとあっさり解決することがある。積極的に話すことがおすすめ
- 孤立に悩むのは無駄。マッチする職場を探すための転職活動は全然OK
職場は人生の大半を過ごす場所です。早めに動き出さないと損をするだけ。
充実した仕事人生を送るために、自分なりの解決法を見つけて本来の力を発揮しましょう!